情報・システム研究機構の
産学連携への取り組み

企業などの皆様からの声

令和6年度産学連携シンポジウム(ハイブリッド開催) より

産学連携シンポジウム(ハイブリッド開催)

統計数理を活用して未踏物質空間を切り拓く

開催日:令和6年5月23日(木) 統計数理研究所およびZoomウェビナー

【講演1】

マテリアルズインフォマティクスの現状と展望
講演者:統計数理研究所 教授 マテリアルズインフォマティクス研究推進センター長 吉田 亮

【講演2】

データ駆動型高分子設計による新規高分子の発見
講演者:統計数理研究所 准教授 Stephen Wu

【講演3】

自動分子シミュレーションによる高分子材料の計算物性データベース創出とSim2Real転移学習
講演者:統計数理研究所 助教 林 慶浩

【講演4】

高分子の相溶性を予測するSIM2REALマテリアルズインフォマティクス
講演者:三菱ケミカル株式会社、共同研究部門「ISM-MCCフロンティア材料設計拠点」 白鳥 和矢 先生

【講演5】

産学連携によるデータ駆動型材料開発の深化
講演者:JSR株式会社、共同研究部門「JSR-ISMスマートケミストリーラボ」 野田 考平 先生

【講演6】

機械学習×第一原理計算で結晶構造を予測する
講演者:統計数理研究所 特任助教 Chang Liu

【講演7】

石油由来プラスチックに代わる生分解性ポリマーを探索する
講演者:統計数理研究所 特任助教 篠田 恵子

【講演8】

機械学習で準結晶を予測・発見する
講演者:統計数理研究所 特任研究員 草場 穫

講演概要:
統計数理研究所におけるデータ駆動型材料研究のビジョンや全体像、産学連携、若手研究者の活躍等を多くの方々に知っていただくために、マテリアルズインフォマティクス研究推進センターと共同研究部門の若手研究者によるショートトークから構成されるシンポジウムを企画しました。新センターの設置をアナウンスし、センターの構想を説明します。シンポジウム終了後には、現地参加者と意見交換・研究相談を行うインキュベーションタイムを設けます。

セミナー後のアンケートで参加者の皆様からお寄せいただいた感想を、箇条書きにして下記にご紹介します。これらの声は今後のセミナー企画に活かしたいと思います。

講演の感想

●新規高分子探索の話が興味深かった。

●異分野での人工知能の応用事例や、AIの新材料探索の使い方を知ることができた。

●実例が多く、大変参考になった。

●日本のデータ駆動型材料開発の最先端動向を知ることができ、知見が広がった。

●AIの利活用観点から、社会課題解決を含め、日本がこのMIの分野でリードする可能性を感じた。

●Sim2Real,RadonPyを用いたポリマーDB作成が興味深かった。

●材料開発への計算科学の取り組みが理解できた。

●メタバース内でのヴァーチャルラボや産学連携、計算物性DB創出や結晶構造予測など、人とのつながりや可能性の多さに圧倒された。