情報・システム研究機構の
産学連携への取り組み

産学官連携の取り組み事例 ⑤
共同研究部門

産学価値共創を目指す研究センター設置と共同研究部門・
共同研究・受託研究成果
(平成29年度〜)

統計数理研究所

〒190-8562 東京都立川市緑町10-3 https://www.ism.ac.jp/

♦事例の概要

統計数理研究所は、新たなNOE型研究センターとして「ものづくりデータ科学研究センター」を平成29年7月1日に設立し、令和元年10月に同センター内に共同研究部門「ISM-MCCフロンティア材料設計研究拠点」を設置しました。データ科学を中心に据えた新しいものづくり創出の期待の増大に対応して、我が国の産業界との研究ネットワーク形成がさらに強化され、本センターでは、民間企業との共同研究部門1件、民間企業との共同研究9件、学術指導2件が行われています。

ものづくりデータ科学研究センター
http://monozukuri.ism.ac.jp/

■ものづくりデータ科学研究センターを設置

本センターでは、「ものづくりNOE」の構築はもちろんのこと、ものづくりに革新をもたらすデータ科学の学術基盤・革新的アルゴリズムの創出、グランドチャレンジ・オープンイノベーション型プロジェクトを推進、データ科学のユニークな切り口から「次世代ものづくり」の在り方に対しての新しいビジョンを提示し、データ科学の先進技術の産業応用を促進及び産学連携による価値共創の場の形成等を軸に研究活動を行っています。
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■統計数理研究所と三菱ケミカル株式会社の共同研究部門
「ISM-MCCフロンティア材料設計研究拠点」を設置

三菱ケミカル株式会社との間で平成31年度に設立した本研究部門では、データ科学による解析技術と計算化学による予測技術を融合して新規物質探索を行うマテリアルズ・インフォマティクスの基盤技術を構築することを目的としています。
本研究部門には、両者の研究員に加えて、三菱ケミカル株式会社の親会社である株式会社三菱ケミカルホールディングスにおいてデジタル・トランスフォーメーションを推進する先端技術・事業開発室のデータサイエンティストも参加しています。

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民間企業から受け入れる経費を活用して設置した研究部門の運用
(平成28年度~)

国立情報学研究所

〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター https://www.nii.ac.jp/

♦事例の概要

平成28年2月に三井住友アセットマネジメント株式会社と共同で
「金融スマートデータ研究センター」を設置しました。
また、LINE株式会社との包括的な共同研究の取り組みとして、平成30年4月にロバストインテリジェンス・ソーシャルテクノロジー研究センター(CRIS)を共同研究部門として設置しました。 平成30年度は、兵庫県、尼崎市、丹波市、LINE株式会社、京都大学大学院情報学研究科と連携し、市民サービスのインテリジェント化の取り組みを開始しました。

■金融スマートデータ研究センターの設置

国立情報学研究所(NII)は三井住友アセットマネジメント株式会社と共同で、「金融スマートデータ研究センター」をNIIの研究施設として設置しました。両者は共同研究に取り組み、FinTech分野で国内の金融市場の活性化や国民の安定的な資産形成といった社会的使命を果たし、日本経済の持続的な成長に寄与できる新たな技術構築を目指します。

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南極移動基地ユニット

■ロバストインテリジェンス・ソーシャルテクノロジー研究センターの設置

国立情報学研究所(NII)は「ロバストインテリジェンス・ソーシャルテクノロジー研究センター(Research Center for Robust Intelligence and Social Technology:CRIS)」をNIIの研究施設として平成30年4月1日に新設しました。NIIは本センターを拠点として、LINE株式会社と共同研究を行い、「Robust Intelligence(ロバストインテリジェンス)」と「Social Technology(ソーシャルテクノロジー)」を主軸とした社会課題解決のための強靱な知識基盤の研究に取り組みます。

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