情報・システム研究機構の
産学連携への取り組み

企業などの皆様からの声

令和3年度第3回 ROIS 産学連携・知的財産セミナーより

第3回 ROIS 産学連携・知的財産セミナー

医療情報データ利活用DXの社会実装に向けて 

開催日:令和3年4月23日(金) Zoomウェビナー

第一部【レクチャー】

講演者:ティア・リサーチ・コンサルティング合同会社代表 内海 潤 先生

第二部【内海 潤 先生とのディスカッション】

討論者:自然科学研究機構 研究力強化推進本部 特任教授 小泉 周 先生

セミナー概要:
医療分野のデジタルトランスフォーメーションDX は、「医療データ駆動型のオープン・イノベーション」です。本講演では、デジタルヘルス/AI活用製品の開発事例も紹介しつつ、これらを推進するために必要な、1)法規制対応、2)契約対応、3)知財対応、4)薬事対応、5) 必要な人材、について論点整理を行います。DXの成功はこれらのマネジメントにかかっているといってよく、特に出口戦略に沿ったクロスファンクションと調整推進役となるアナリティクス・トランスレーター(課題解決型人材)の役割が重要になります。

本セミナー参加者の声として、ご興味のあるテーマ等についてセミナー後のアンケートによりお伺いしたところ、「人材」、「データ利活用」、「個人情報」の3項目にまとめることができました。ここではそれらをキーワードまたは箇条書きの形にして下記にご紹介します。これらの声は今後のセミナー企画に活かしたいと思います。

本セミナー参加者がご興味を持っているテーマ

【人材】

●アナリティクス・トランスレーターの重要性

●医療と医薬品の両方の経験の必要性

【データ利活用】

●創薬研究活動におけるデータ利活用

●データサイエンス活動に関わる法制度や知財

●データ利活用にあたって注意すべき法制度

●分野横断のデータ共有

●データを活用する上での品質の定義

【個人情報】

●医療・健康分野の個人情報の取り扱い

●個人情報保護法の今後の動き

●医療データの取扱い、次世代医療基盤法