(※1) LEA:微生物群集構造データに機械学習技術を適用し、環境中の微生物群集の関連性を俯瞰的に評価するシステム (※2) VITCOMIC2:高速かつ高精度に細菌群集の系統組成を推定するツール)等のマイクロバイオーム分野関連技術(※3) 日本産新規藻類:高温酸性で増殖可、高濃度の抗酸化ビタミン、ビタミンKを含有する藻類(※4) 魚体内での他家組織の継代維持方法:同種別個体の精原細胞を移植して精子を作製する生殖組織の製造方法(※) EEMは株式会社日立ハイテクサイエンスの日本における登録商標です。展示会やイベントに出展・参加https://www.nig ac.jp/https://www.nii ac.jp/https://www.nig ac.jp/技術紹介のポスターやチラシを実現しました。本装置の蛍光分析への活用により、微細測定ニーズが高まるLEDやディスプレイなどの電子材料や工業材料分野をはじめ、食品検査分野やライフサイエンス、バイオテクノロジー分野など、幅広い分野での研究開発や品質管理に活用が期待されています。締結を実現しています。 さらに、当室では契約締結後も企業との連携を重視し、成果の活用や社会実装がより円滑に進むようフォローアップを行っています。このような取り組みにより、研究成果が社会に貢献し、新たな価値を創出することを目指しています。♦事例の概要LEA(※1)、VITCOMIC2(※2)等のマイクロバイオーム分野関連技術をはじめ、日本産新規藻類(※3)や魚体内での他家組織の継代維持方法(※4)等、他シーズについて従来契約実績が多かった製薬企業にとどまらない多分野にわたる企業との契約締結・交渉が大きく進展しました。■分光蛍光マイクロスコープ「EEM® View」(※)分光画像とスペクトルデータの同時取得を実現する新技術を、本研究所と株式会社日立ハイテクサイエンスが共同で開発しました。蛍光成分と反射成分の画像の分離表示を可能とする計算アルゴリズムを同社の分光蛍光光度計に組み込むことで、物体のスペクトルデータとCMOSカメラによる蛍光・反射画像を同時取得し、さらに取得した試料画像を25分割した際の、区画ごとの拡大表示や蛍光・反射スペクトルデータも取得することができます。従来の分光蛍光光度計では、試料全体の平均的なスペクトルデータの取得に留まっていましたが、本技術により反射・蛍光スペクトルを可視化し、画像による蛍光発生部位の把握や特定箇所のスペクトルデータの取得が可能となり、より高精度な蛍光物質の測定■技術移転への積極的な取り組み国立遺伝学研究所 リサーチ&イノベーション・ブリッジセンター 産学連携・知的財産室では、技術移転可能な研究シーズを国内外へ広く発信するため、技術紹介のポスターやチラシを作成し、積極的に展示会やイベントに出展・参加しています。また、これらの機会を通じて国内外の企業とネットワークを構築し、研究成果の社会実装を推進しています。当室では、研究所の研究成果から生じた特許権、著作物などの知的財産権に関するライセンス契約や、成果有体物の提供契約(MTA)、共同研究契約を取り扱っています。契約の際は、企業の事業目標や実施目的を詳しくヒアリングし、研究者の意向も十分に反映させた上で、双方の利益を最大化する実施条件や対価の提案を行っています。これにより、スムーズかつ双方合意しやすい契約■令和5年度の実績国特許ライセンス契約:18件(うちライセンス契約6件、ランニングロイヤリティ契約12件) ●有償MTA:10件 ●共同研究:24件16国立遺伝学研究所国立情報学研究所国立遺伝学研究所詳細はこちらをご覧ください平成30年度令和元年度令和5年度新規分野(マイクロバイオーム、新規藻類等)における契約件数、収入増 物体の反射光と蛍光を分離して可視化観察を実現研究シーズ発信の取り組みと、契約締結の実績 リサーチ&イノベーション・ブリッジセンター 産学連携・知的財産室
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