ム(※2)は、国内大手製薬企業とのライセンス契約に加え海外大15NII要覧:https://www.nii.ac.jp/about/upload/NII_catalogue2024_jp.pdf「プライバシー保護眼鏡」が発明協会の令和元年度関東地方発明奨励賞を受賞: https://www.nii.ac.jp/news/award/2019/1030.html(※1)カメラなどによる顔認識を不能にして着用者のプライバシーを守る眼鏡型装着具「プライバシーバイザー」: https://www.nii.ac.jp/userimg/press_20150806.pdf詳細はこちらをご覧くださいhttps://www.nig ac.jp/https://www.nii ac.jp/https://www.nipr.ac.jp/南極産担子菌酵母 ムラキア・ブロロピスSK-4(※1) Tol2システム:メダカゲノム中から発見された「トランスポゾンTol2」を用いた簡便で非常に効率のよいトランスポゾン転移システム(※2) AIDシステム:植物ホルモン「オーキシン」を用いたヒト細胞内の標的タンパク質の迅速かつ高効率なノックダウン技術 産学官連携の取り組み事例♦事例の概要国立遺伝学研究所では例年のように特許出願を行っており、技術移転可能なシーズについて技術紹介チラシを作成するなど、国内外の展示会などで広報活動を行っています。出願においては企業と研究者のニーズをヒアリングし、双方の希望に合致した条件、対価、契約形式を提案、円滑な契約締結を行っています。平成30年度の実績は、ライセンス契約9件、有償MTA契約9件、■カメラによる顔検出を防ぎ、プライバシーを守る「PrivacyVisor(プライバシーバイザー)」(※1)本研究所が開発した顔検出妨害技術と、「めがねのまち さばえ」を掲げる福井県鯖江市の高度な眼鏡製造技術が結びついて、スマートフォンのカメラなどへの意図せぬ写り込みによるプライバシー侵害を阻止する眼鏡型デバイス「プライバシーバイザー」が製品化されました。 これは光の反射で顔の特徴を崩すことにより顔として認識されないようにした技術を使い、眼鏡のように装着するだけで自らが意図しない撮影からプライバシーを守ることができるものです。セカンドモデル(平成30年2月発売)は機能性を保持したままデザイン性にも配慮しており、普段はサングラスとして、レンズを前方に少し跳ね上げればプライバシーバイザーとして利用することができます。 この事業は、鯖江市との間で連携協力の推進に関する協定を平成29年6月5日に締結し、製品化の資金は鯖江市が管理運営するクラウドファンディング事業「FAAVO(ファーボ)さばえ」で調達し、平成30年1月に製品化を達成しました。平成30年3月に中小企業庁の「はばたく中小企業・小規模事業者300社2018」の「需要獲得・ものづくり分野」に選定されましたが、これは全300社のうち、鯖江市から唯一の選定でした。本件は地方の商社および金型製造会社へのPrivacyVisor関連技術のライセンス(商標ライセンスを含む)であり、国立情報学研究所(NII)が発行する「NII要覧」の保有知財一覧に掲載しています。♦事例の概要「乳脂肪分機能を有する南極産坦子菌酵母及びその利用方法」に関する特許実施許諾契約を締結した民間企業からの実施料収入を引き続き得るなど、収入実績をあげました。受託研究契約2件、共同研究契約12件、学術指導契約2件でした。特に、本研究所のシーズであるTol2システム(※1)とAIDシステ手製薬企業との契約締結件数が増加しました。知財ライセンス国立遺伝学研究所国立情報学研究所国立極地研究所詳細はこちらをご覧ください写真左上:プライバシーバイザーファーストモデル(販売:株式会社ニッセイ)写真左下:プライバシーバイザーセカンドモデル。デザインは、丸いオーバル(左)と四角いスクエア(右)の2タイプ(基本設計・デザイン・開発:前澤金型)詳細はこちらをご覧ください平成28年度〜平成29年度平成29年度〜遺伝学分野に適した契約形態の実施、ニーズヒアリング等により契約収入増 研究成果の地域産業への技術移転と自治体の調達資金による製品化 観測隊が採取した南極産酵母が産業利用へ
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