情報・システム研究機構 2023-2024産学連携への取り組み
8/24

■「いつ起こるかもしれない金融危機」に備える DBと損失率モデル複数の地方銀行の高度信用リスク統合データベースコンソーシアムを設立し、それによって10年以上かけて蓄積したデータを基に世界で初めてのデータ統合LGDモデルを作成しました。リーマンショックのような金融危機が発生した場合に備えて金融システムの安定化や競争の公平性の維持にとって信用リスクの適正な評価手法基盤として本プロジェクトの成果は重要です。♦事例の概要株式会社KDDI総研との間で共同研究契約「観測隊の記録と情報発信のための新しい映像伝送技術の開発研究と画期的な広報映像の社会発信」を締結(令和元年5月)し、映像伝送技術の開発と社会発信手法の開発に着手しました。また、極限環境下での持続可能な住宅システムの構築を目的と08昭和基地に組み立てられた南極移動基地ユニットして、ミサワホーム株式会社等と共同研究契約「持続可能な新たな住宅システムの構築」を締結(令和元年7月)し、南極の極限環境での実証実験を開始しました。株式会社竹中工務店とは、「新内璃空基地掘削場屋根架構の検討に関する共同研究」を締結(令和元年9月)して新ドームふじ基地での実証実験を計画しています。■JAXA、極地研、ミサワホーム株式会社及び株式 会社ミサワホーム総合研究所の連携による「南 極移動基地ユニット」の実証実験JAXA、国立極地研究所、ミサワホーム株式会社、株式会社ミサワホーム総合研究所の4者は、極限環境下での持続可能な住宅システムの構築を目的とした実証実験を、南極・昭和基地で令和2年2月より実施しています。https://www.ism.ac.jp/https://www.nipr.ac.jp/詳細はこちらをご覧ください平成29年度令和元年度〜詳細はこちらをご覧ください統計数理研究所国立極地研究所地銀コンソーシアム設立によるデータ蓄積と世界初のリスクモデル構築 民間とのパートナーシップ強化による南極観測の技術革新

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る