情報・システム研究機構 2023-2024産学連携への取り組み
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07産学官連携の取り組み事例平成29年度〜産学官連携の取り組み事例平成28〜30年度■「統計的かもしれない」疑問にお答えする場をご提供企業との研究人材交流の一環として、統計数理研究所のデータサイエンス・リサーチプラザは、受託研究員制度を利用して、データ分析で最先端を目指す企業の方々に研究環境を提供しており、平成28〜30年度に計11社からの受入れがありました。 また、データ解析・統計分析で悩みを抱えている研究者を主な対象にして、適切に問題を位置づけるためのアドバイスを行うプ産学官連携の取り組み事例平成21年度■リーグスポーツをより面白くする勝敗数計算のアルゴリズムを確立統計数理研究所は一般社団法人共同通信社との間でプロ野球のマジックナンバーの計算に関する共同研究を行いました。数理最適化と呼ばれる分野の研究であり、その成果として、CSクリンチナンバー(CSクリンチ)と名づけられた新しい指標が平成22年のシーズンから配信されています。公式戦がある日は、全試合終了後、各チームに対してそれぞれ2つ合計24個の最適化■二次イオン質量分析計(SHRIMP)を利用した受託試験大型二次イオン質量分析計であるSHRIMP(高感度高分解能イオンマイクロプローブ)は、数〜数10マイクロメートルの微少領域における高精度・高確度な同位体分析が可能です。国立極地研究所のSHRIMPラボラトリーでは、極域科学発展と地球科学全般への貢献を目指し、試料の分析や分析技術改良・開発などに取り組むと共に、広く受託試験も実施しています。※SHRIMP(シュリンプ)とは:http://shrimp.nipr.ac.jp/instruments/shrimpログラムとして、共同研究スタートアップを提供しており、平成30年度は総受付33件で、企業からは約半数の16件でした。問題が解かれています。この共同研究は、統計数理研究所の共同研究スタートアップを基にして始まった取り組みです。 https://www.nipr.ac.jphttps://www.ism.ac.jp/https://www.ism.ac.jp/詳細はこちらをご覧ください詳細はこちらをご覧ください詳細はこちらをご覧ください国立極地研究所統計数理研究所統計数理研究所受託研究・受託試験受託研究員共同研究受託試験保有する機器を用いた新たな収入源の開拓 企業への研究環境の提供および共同研究スタートアップ民間企業との共同研究と研究成果の実用化

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