情報・システム研究機構 2023-2024産学連携への取り組み
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17南極・北極科学館 : https://www.nipr.ac.jp/science-museum/ 朴准教授が初代立川市アカデミックアドバイザーに任命:https://www.ism.ac.jp/kouhou/news/20180719.htmlイベント時の行列(会場の極地観測棟1階倉庫前 平成30年3月31日)さらに、令和元年からは近隣企業と、バイオインフォマティクス分野をはじめとする双方の資産を活かした研究交流や人材交流を目指した包括連携協定、共同研究部門契約の締結に向け協議を行なっています。他にも、ゲノム育種を活かした農産物の品質向上技術開発への協力など、近隣企業との産学連携活動が順調に進んでいます。イベント時の行列(南極・北極科学館内 平成30年3月31日)https://www.ism.ac.jp/https://www.nig ac.jp/https://www.nipr ac.jp/詳細はこちらをご覧ください平成28年度■立川市・統計数理研究所 協働シンポジウムを開催平成27年度に立川市と協力して実施した「立川市住民意識調査」の結果を平成28年6月に「立川市・統計数理研究所 協働シンポジウム 〜1万人調査が描き出す立川市の魅力 −結果速報〜」で広く発信しました。この調査結果は今後の立川市行政の基礎資料となります。また、驚異的な回収率77%を達成するなど一連の連携・協力が立川市から高く評価され、統数研教員が平成30年7月19日に初代「立川市アカデミックアドバイザー」に任命されました。平成28年度〜♦事例の概要地域連携として、国立遺伝学研究所がある静岡県東部地域が推進するファルマバレープロジェクト、静岡県先端農業プロジェクト「AOI(アグリ・オープンイノベーション)プロジェクト」 、静岡県「マリンオープンイノベーション機構」への参加など、地域プロジェクトに積極的に参画し意見交換を行いました。平成29年度■TVアニメとのコラボイベント立川市を舞台とするアニメを活用して地域振興を進める立川観光協会と連携し、南極・南極観測隊を題材とするTVアニメ「宇宙よりも遠い場所」とのコラボイベントを本研究所でアニメ制作会社の協力を得て実施しました。平成30年3月31日に極地観測棟倉庫を会場として開催したメインイベントでは、3,257人が来場する盛況ぶりとなりました。また、平成30年8月4日の一般公開では同じアニメイベントを昭和記念公園と会場を分けて実施、2,548人の来場となり、立川市の地域振興に貢献しました。国立極地研究所の南極・北極科学館の来館者数は、平成29年1月29日の昭和基地開設60周年記念行事とTVアニメの効果があいまって激増し、平成29年度、平成30年度の来館者数は平成21年度の開館以降、2年連続40,000人超えとなるとともに開館以来の令和元年9月、総来館者数が30万人を突破しました。統計数理研究所国立遺伝学研究所国立極地研究所自治体と連携実施した調査結果を地域シンポジウムで還元 静岡県や地域企業との連携地元や民間企業との連携による情報発信とその効果

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